哺乳瓶の電子レンジ消毒ケースは代用可能!4つの代用方法と注意点

哺乳瓶の電子レンジ消毒ケースは代用可能!4つの代用方法と注意点 01

哺乳瓶の消毒ケースは必要だが、専用ケースを購入したくないと悩んでいませんか?

哺乳瓶消毒ケースには、代用できるものがいくつかあります。

母乳メインの混合で娘を育てている私も代用品で消毒をしていますが、消毒ケースを買わなくて良かったと感じました。

この記事でわかること。

  • レンジ消毒の方法と注意点
  • 専用ケースのメリットとデメリット
  • 代用方法4選
  • 哺乳瓶消毒をやめる時期の目安
  • おすすめの消毒ケース4選

この記事を読んで、代用方法の方が合っていると感じたら、代用品での消毒を試してみてはいかがでしょうか?

レンジ消毒の方法と注意点

哺乳瓶の消毒方法は3つあります。

  • 煮沸消毒
  • 薬剤消毒
  • レンジ消毒

この中で一番手軽にできるのはレンジ消毒です。

育児や家事で忙しいときに、かんたんにできるのでおすすめ。

レンジ消毒の仕方

ほどんどのレンジ消毒の手順は以下の通りです。

  1. 哺乳瓶を洗剤で洗う
  2. 100℃以上の耐熱ケースなどに哺乳瓶を入れる
  3. 水を50mlくらい入れる
  4. 容器などは密閉せずに蒸気を逃がす隙間を開ける
  5. 600Wで3〜5分レンジにかける

上記の5ステップだけで、毎日使う哺乳瓶がかんたんに消毒できます。

4つの注意点

かんたんに消毒ができますが、注意点もいくつかあります。

以下の4つの注意点を守り、安全に消毒しましょう。

注意点1 しっかり洗ってから消毒する

電子レンジ以外の消毒方法にも言えますが、哺乳瓶は消毒前にしっかり洗ってから消毒しましょう。

電子レンジ消毒には汚れを分解する力はありません。

母乳やミルクは栄養豊富なので、未洗い・洗い残しがあると雑菌しやすい状態になります。

なので、洗わずに消毒してしまうと汚れが残り雑菌が繁殖してしまう可能性があります。

使用後にすぐ洗わない場合は、そのまま置いとかずに水につけておくのがおすすめです。

急いでいても、洗わずに消毒することがないよう注意。

注意点2 蓋を完全に密閉しない

電子レンジ消毒するときは、蓋を完全に密閉してはいけません。

密閉した状態で加熱すると破裂してしまう可能性あり。

哺乳瓶専用ケースには蒸気を逃がすための通気口が開いてしますが、代用品を使う場合は、蓋を少しずらしたり口を2〜3センチ程度開けておきましょう。

注意点3 取り出すときは火傷に注意

消毒が終わったら火傷に注意しましょう。

消毒後のケースや哺乳瓶はとても熱いです。

取り出すだけだからと油断して触れてしまうと火傷してしまうかもしれません。

トングなどを利用して安全に取り出しましょう。

また、消毒直後の哺乳瓶を赤ちゃんに使うのは絶対に避けましょう。

赤ちゃんが火傷してしまうので、しっかり冷ましてからの使用が大切です。

ミルクをあげる頻度が多い方は、哺乳瓶を多めに用意しておくと◎

注意点4 電子レンジ対応の哺乳瓶か確認する

最後の注意点は、電子レンジ対応の哺乳瓶か確認することです。

哺乳瓶にはさまざまな素材が使用されています。

中には、電子レンジ対応ではない素材もあります。

非対応と知らずに電子レンジ消毒してしまうと、哺乳瓶が変形してしまったりヒビが入っていたら割れてしまう可能性があります。

哺乳瓶購入前に対応している消毒方法を確認。

哺乳瓶消毒の専用ケースは必要?メリットとデメリット

哺乳瓶を消毒する専用ケースは、本当に必要なのか気になりますよね。

メリットとデメリットをまとめたら、使う方によってデメリットを感じてしまうことがわかりました。

あなたにも当てはまるか、チェックしておきましょう。

メリット

電子レンジ用の消毒ケースを購入することのメリットは主に3つです。

電子レンジ消毒の手軽さに加えて以下のようなメリットもあります。

哺乳瓶の収納にも使える

消毒ケースの中には消毒後にそのまま保管しておけるものもあります。

消毒後に出して乾かすという手間がないので、時短にもなりますし火傷の心配もなくなるでしょう。

また、埃などが付着する心配がないので安心して使いやすいでしょう。

他のベビー用品も消毒できる

専用ケースを使用すれば、耐熱性がある素材で作られたおもちゃなどを消毒することもできそうです。

電子レンジ消毒する場合は個人の判断になりますが、赤ちゃんの口に入る可能性のあるものも消毒できれば嬉しいですね。

安心して使用できる

消毒専用ケースには取扱説明書がついています。

初めて哺乳瓶を消毒する方にとって、使い方通りに使用すれば消毒が完了するので安心して使用できます。

また、哺乳瓶を消毒するための商品なので代用品よりも使いやすいです。

デメリット

専用ケースを購入するデメリットは主に3つです。

中には専用ケースだからこそのデメリットもあります。

購入前に確認しておきましょう。

専用容器を購入しないといけない

専用ケースを購入するには、当たり前ですがお金がかかってしまいます。

専用ケースは1,000円台〜3,000円のものまでいろいろありますが、出来るだけお金をかけたくない方にはデメリットと言えるでしょう。

また、使用頻度・期間が短い方にとっては専用ケースが必要か見極める必要があります。

母乳メインの方が哺乳瓶を消毒する回数は平均1日に1、2回。

初めは混合だが、少ししたら完母にするという方は使用期間が短くなるでしょう。

赤ちゃんの授乳をどういった形で進めていくのかによって、専用ケースの必要性も変わります。

収納場所が必要

新しく専用ケースを購入するとケースを収納・置いておく場所を確保しなければいけません。

専用ケースは哺乳瓶が何本か入るようなものが多く、サイズも大きめです。

家に物を増やしたくない方・置き場所がない方にはおすすめと言えないでしょう。

使用しなくなったときの使い道がない

専用ケースはミルクを飲む時期が終わると使用しなくなってしまいます。

哺乳瓶と一緒に収納することができますが、しばらくは使わないでしょう。

消毒専用ケースは他に使い道がないので、多用途のものを探している方にはデメリットと言えます。

代用方法4選

消毒ケースの代用方法は4つです。

どれも手軽に準備できるものなので代用として利用しやすいでしょう。

代用方法1 タッパー

1つ目はタッパーを使用する方法です。

タッパーを自宅で利用している方は、代用しやすいですね。

哺乳瓶が入るサイズ・電子レンジ対応のタッパーならどれでも代用できます。

入るサイズが自宅にない方は、100均などで売っているタッパーを利用すると安く準備できます。

代用方法2 レンジ蒸し器

2つ目はレンジ蒸し器を利用する方法です。

レンジ蒸し器は、電子レンジで使用することを前提として作られています。

また、水と直接触れないように網目のザルが間にあるので、乾燥させることもできそうですね。

タッパー同様、レンジ蒸し器も100均で購入できます。

また、蒸し器以外にもパスタ容器などレンジに使えるものなら代用できそうです。

代用方法3 シリコンバッグ

3つ目はシリコンバッグを利用する方法です。

私はシリコンバッグを消毒ケースとして代用しています。

シリコンバッグは哺乳瓶を消毒しなくなっても、食材の保存容器などいろいろなことに使えます。

また、安全性の高いシリコンを使用しているので安心して使用できそうです。

シリコンバッグは特に熱く感じるので取り出すときも火傷に注意。

シリコンバッグは、サイズが豊富で自立してくれるstasherやZip Topがおすすめです。

実際に消毒したい哺乳瓶が入るかなど確認してから購入しましょう。

代用方法4 ジップロック

4つ目はジップロックを利用する方法です。

ジップロックは毎日使うよりも旅行のときにおすすめです。

持ち物としてかさばらないですし旅行先で捨てることもできますね。

ジップロックで消毒するときは、口を少し開けるか穴をいくつか開けておくと安心です。

安定しないので、お皿に乗せるなどの工夫が必要。

哺乳瓶消毒はいつまで?

哺乳瓶消毒はいつまですればいいのか気になりますよね。

哺乳瓶消毒をやめる頃合いと念のため消毒するといいときを紹介します。

消毒をやめるのは5〜6カ月ごろ

哺乳瓶の消毒は離乳食が始まった頃にやめる方が多いです。

しかし、明確な基準はないので赤ちゃんの様子を見て判断しましょう。

判断目安は以下のような点になります。

  • 指しゃぶりをする
  • 物を口に入れたり出したりする

口に指や物を入れるようになると、手などについた常在菌が口に入り、免疫力を高められます。

免疫力が高くなるので、消毒を終了してもいいという判断目安になるでしょう。

また、赤ちゃんの腸内細菌が整うのは6カ月くらいからと言われています。

腸内環境・免疫力が整うまでは、未熟な赤ちゃんを雑菌から守り腸内の良い菌を育てるためにも消毒を続けましょう。

念のため消毒するといいとき

哺乳瓶消毒を卒業しても、念のため消毒するといいときがあります。

以下のようなときは消毒をしましょう。

  • 風邪などを引いて免疫が下がっているとき
  • 雑菌の繁殖しやすい夏場や梅雨の時期

上記に当てはまらなくても、消毒した方がいいかなと感じたときは消毒すると安心でしょう。

哺乳瓶を卒業する1歳〜1歳半頃までは注意してあげましょう。

哺乳瓶専用ケースのおすすめ4選

メリットやデメリットなどをチェックし、自分には専用ケースの方が合っていると思った方に、おすすめの専用ケースを4つ紹介します。

商品名 コンビ除菌じょ〜ずα レック Dream Collection 電子レンジ用 ほ乳瓶 消毒器 ピジョン「電子レンジスチーム&薬剤消毒ケース」 リッチェルほ乳瓶レンジスチーム消毒パック
参考価格(税込) 2,640円 1,880円 3,520円
  • 1本用  880円
  • 2本用 1,100円
消毒可能本数

(サイズによって異なる)

3本 1本 3本 2種類

  • 1本用
  • 2本用

どれもかんたんに消毒できるので、おすすめの商品です。

それぞれの特徴を解説していきます。

コンビ 除菌じょ〜ず

コンビの除菌じょ〜ずは、使用率がとても高いです。

実際に使っている方からは使いやすいと好評でした。

消毒ケースが収納ケースにもなるから取り出す必要がない。

哺乳瓶を1度にまとめて消毒できるから便利。

哺乳瓶のサイズによっては1度に3セットまで消毒できます。

夜間授乳後や外出からの帰宅などに便利ですね。

また、収納ケースになるので哺乳瓶を卒業してもそのまま保管することができるでしょう。

こんな方におすすめ!

  • 哺乳瓶の使用率が高い方
  • 1度にまとめて消毒したい方
  • 哺乳瓶と消毒ケースをまとめて保管したい方
  • 使ってない哺乳瓶の衛生面が気になる方

レック Dream Collection 電子レンジ用 ほ乳瓶 消毒器

レックの消毒器は1本用です。

1本用ならではの、メリットもいくつかあります。

帰省するときなどに持ち運びしやすい。

哺乳瓶を1本しか使っていないので、使い勝手がちょうど良い。

レックの消毒器は、他の1本用の消毒ケースと比べてもサイズが小さいので、場所を取らず、収納場所にも困りません。

消毒後にふたを開けておけば、水切りかごのようになり勝手に乾いてくれるのも便利です。

また、授乳期が終了してもジャム用の瓶の消毒や蒸し器としても使えます。

哺乳瓶の消毒以外でも用途があるのは嬉しいですね。

こんな方におすすめ!

  • 哺乳瓶の使用回数が少ない方
  • 大きな収納場所を取りたくない方
  • 消毒器を外出先でも使用したい方
  • 消毒以外の使用方法があるものを購入したい方
ドリームコレクション 電子レンジ用 ほ乳びん 消毒器

ピジョン「電子レンジスチーム&薬剤消毒ケース」

ピジョンの電子レンジスチーム&薬剤消毒ケースは名前の通り、電子レンジと薬剤の2通りの消毒方法ができます。

口コミを確認すると、長く使用している方が多くいました。

離乳食用のトレーも入るので、哺乳瓶卒業しても愛用中。

取り出し時にお湯が漏れず、取っ手も熱くないので使いやすい。

哺乳瓶が3セット入る大きめサイズなので、離乳食用のトレーやマグマグなどのベビーグッズを消毒することもできます。

また、薬剤消毒時は縦置き、電子レンジ消毒時は縦置き・横置き両方で保管できます。

自宅の収納場所に合った保管ができそうです。

こんな方におすすめ!

  • 薬剤消毒もできるケースを購入したい方
  • 1度にまとめて消毒したい方
  • 哺乳瓶以外の大きめベビーグッズも消毒したい方
  • 自宅に合った置き方でコンパクトに保管したい方
電子レンジ スチーム&薬液消毒ケース そのまま保管

リッチェル ほ乳瓶レンジスチーム消毒パック

リッチェルの消毒パックは、1本用・2本用とサイズが2種類展開されている消毒ケースです。

外出や帰省時などに使いやすいと好評でした。

コンパクトで持ち運びしやすいので、自宅用と外出用で2つ使用している。

壊れてしまっても安いので買い換えやすい。

他の消毒ケースと比べると、リッチェルの消毒パックはとても安いです。

そのため、買い足しや買い替えがしやすくなります。

自宅は2本用で外出用を1本用に準備しても便利そうです。

また、2本用の消毒パックは搾乳機などのアイテムも入るので、哺乳瓶以外の消毒もできそうですね。

こんな方におすすめ!

  • 哺乳瓶の使用回数によって使う消毒器を選びたい方
  • 消毒器を外出時でも使用したい方
  • 安く購入したい方
  • 哺乳瓶より少し大きめのベビーグッズを消毒したい方

まとめ

哺乳瓶用のグッズは準備しておく必要があると感じますが、実際は必要な方・必要でない方がいます。

急いで準備するのではなく、使用頻度や期間・使用後の使い道などを考えた上での購入がおすすめです。

また、通販で頼べばすぐに来る現代だからこそ、必要かどうか授乳方針などをゆっくり考えた上で検討してみてはいかがでしょうか?

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